幸せになりたい!が口癖…残念すぎる女の活動記録

高校中退(ほとんど勉強しないパッパラパー+いじめられっ子)→フリーター(転職多々)→専業主婦(とは名ばかりで実は…)

宝塚中心の舞台好き、度を越えたシスコン、昔から腐った趣味を持つオタク、外面だけ飾って愛想笑いとその場しのぎで生きてきた中身空っぽの大人になりきれてない残念な30代女です。
見苦しい事を沢山書くかもしれませんが、良ければ読んで下さい。

私にとって料理を作る事、食べる事。


こんばんは。

今日は家にサツマイモがあったのでケーキを作ってみました。

といってもホケミや牛乳やバターと混ぜて焼いただけ(^^;

料理もお菓子作りも殆どした事のないまま30を過ぎてしまって、お菓子作りや簡単な料理を始めてまだ3ヵ月くらいしか経っていないし驚く程できない事ばかりです。

食べるのは大好きだけど、作れなくても困らんし〜いざとなったら料理するからええし〜米と漬け物あればええんや〜と調理する事を徹底的に避けていた私が何故今、このタイミングで変化したのかを今回からいくつかに分けて書いてみたいと思います。





〜料理と私の歴史〜


(中学生時代)

調理実習で同じ班になった女子には頼むから包丁持たないで!と懇願され、ろくに玉子も触った事もなかった為、卵黄と卵白を上手く分けられず男子にはドン引きされる。

明るいキャラでもなかったので笑いに変える事もできず微妙な空気がただただ流れた。



インフルエンザで39℃超えで吉野家の牛丼を食べたり運動部でもないのにご飯3合と鍋いっぱいの水炊きを平らげたかと思えば、体重を気にしてグレープフルーツしか食べないダイエットを暫く続け貧血でぶっ倒れる。


(16歳)

働きだして年上の彼氏ができ料理に興味をもったまでは良かった。今考えると自分にも恋する乙女な時期があった事は微笑ましく思う。

初めて作ったのがハンバーグ。ミンチなんて触った事もない私。気持ち悪い感触だなあウヘェと思いつつ、レシピを見ながら何とか形を作った。

しかし焼く段階まできた私は既にこの作業に飽きていたし疲れていた。ただでさえ集中力が足りないのに、この後にバイトの面接を控えていて気が気じゃなかったのだ。何で今作る事にしたんだろう…と深く後悔していた。

時計を見るとあまり時間もない。とりあえず焼こう!と無理矢理気合いを入れる。

油を適当に入れたフライパンが(明らかに多量)、火で(めちゃ強火)熱されパチパチ音をたてている事に恐怖を感じた。

これに近づくのは怖すぎる…火嫌いやわ〜そう思った私はコンロから少し距離を取り、あろう事か手にした生肉の塊を勢いよくフライパンに向けて放り投げたのであった。


時が止まった気がするとかスローモーションに見える…なんて全くせず、勢いよく跳ねた高温の油が私の太ももに直撃!

真夏の暑い日で半パンだった為、それを遮る物は何もなくクリティカルヒット!!

全量がかかった訳じゃなかったけど、あれは本当に痛くて熱かった…涙目(;_;)

気が動転していた私は、太ももを氷水で適当に冷やしながら全ハンバーグを何とか最後まで焼き上げ、面接に間に合い受かる事もできた。


足は痛いけどルンルン気分で帰宅した私。

ハンバーグの感想を母親に聞いてみて返ってきた言葉。


「レンチンして食べたで〜味がせんかったな〜何あれ?えっハンバーグ?何かめちゃ焦げてたのも焼けてないのもあったで。後片付けしといてや〜。」


味がしなかった…だと?

焦げたり生焼けなのは自覚があったけど、まさかそこからだったなんて…ショックを受けた私はさっきまでよりズキズキと痛みが増したような気がする足を引きずり洗い物をしながら考えた。私みたいな大雑把で不器用な人間に料理は向いていない…無駄な事はしないでおこう…と。因みに火傷跡は数年消えず、しぶとく私の太ももに居座り続けたのであった。



続く

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